JEPAニュース201号

2014.01.05

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01. 事務局から
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●1月15日(水)15:00~ プラットフォーム委員会セミナー「出版社のためのHTML5パブリッシング入門」
    HTML5でつくる「本」とEPUBは何が違うのか? 境 祐司 氏
●1月16日(木)16:00~ 電子図書館委員会 JEPA事務所
●1月17日(金)16:30~ 著作権委員会 JEPA事務所
●1月17日(金)18:00~ 広報委員会 三崎町某所
●1月21日(火)16:00~ レファレンス委員会 JEPA事務所
●1月22日(水)17:00~ ビジネス委員会
●1月23日(木)18:00~ 1月理事会
●1月29日(水)16:00~ JEPA著作権セミナー『「電子出版権」の創設について』(近々、募集を開始します)
             森・濱田松本法律事務所 松田政行弁護士 
●2月26日(水)17:00~ 日本電子出版協会 第29回通常総会
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02. キーパーソンズ・メッセージ http://info.jepa.or.jp/message/201401
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◆◇◆「パラダイムシフトする印刷業界」◆◇◆
   ―新たな出版印刷会社を目指して―
 今回は、昨年の10月11月とヨーロッパ、アメリカの先進印刷会社を視察見学する機会を頂きました。
その報告レポートをお届けします。ご存じのように、印刷業界は1991年の8兆9,000億円をピークに
右肩下がりを続け、2012年は5兆9,000億円まで落ち込みました。一方出版業界も1996年の2兆6,000
億円(雑誌・書籍含む)を境に2012年は1兆9,000億円まで下落しております。そんな中、世界の印刷
業界も同じように厳しい時代を迎えております。・・続きはhttp://info.jepa.or.jp/message/201401
萩原印刷 代表取締役社長 JEPA専務理事 萩原 誠
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03. JEPAからのお知らせ
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◆◇facebookを使い、毎週50本ほどの最新業界ニュースを紹介しています。
以下のサイトで、「いいね!」を押すと、ニュースクリップが届きます。
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04. 調査報告
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●BOOK☆WALKER 青空文庫特設ページ 
BOOK☆WALKERストアのポイントを「本の未来基金」に寄付できる、業界初のポイント寄付サービスの提供も開始。
 
●KADOKAWA-EPUB PORTAL 
制作したEPUBが各社のビューワーで正しく表示出来るように、「KADOKAWA-EPUB 再現指標」を用意し、
ビューワーの機能や品質改善を要求していくことで、電子書籍のさらなる流通促進を目指していきます!
 
●学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)
電子的なコンテンツが増えれば、欧米に比べて本を読まないとされる日本の学生に多くの学術書に接する機会を与え、
それ自体が教育改革の一環としての効果も期待できることから、関係者が連携して今後一層推進することが望まれる。
と書かれているが、多くの学術出版社は未だに電子化のビジネスモデルを見出していない。
 
●MOOCと反転授業で変わる21世紀の教育
日本の大学の未来は厳しい。MOOCも反転授業も、これから始まる変化の1つの波にすぎない。大学は今までにない
形態に進化せざるを得ないと。 学術出版社も変わらざるを得ませんね、どうしましょうか。
 
●国内初、小学校での「反転授業」が子供にもたらしたもの
子供の理解を促進する上でプラスになったが、先生にとっては予習用の学習教材を作るのが大変。
というのも市販の教材を使ったのでは、“自分の授業を奪われていく”感があるからだそうだ。
 
●「反転授業」は地域から教育を変える革命だ
何かと話題を提供する佐賀県武雄市。旗振り役がいると実験も進む。
民間企業が学校の中に入って、先生たちと一緒に教材を作る協働が始まろうとしている。
 
●ベネッセ、小中学生専門の電子書籍ストア「ブクフレ本」開始
あすなろ書房、岩崎書店、光文社、読売新聞東京本社の出版社4社が提供する250タイトルでスタートし、
2014年度内には、出版社10社の参加と約2000タイトルの提供を目指す。
 
●DeNAが教育市場に参入、小学1年生の学習をスマホで習慣化する「アプリゼミ」
教材の内容は、「NHKエデュケーショナル」が企画・監修。ビッグデータの蓄積・分析により
「難易度バランス調整」を行うことで、効果的な学習ができるよう教材を改善することができる、としている。
 
●DAISYをもっと多くの障害者のもとへ
これは国連広報センターの記事。電子出版が人権との関連で取り上げられている。