「日本IMS協会」の設立と「IMS Japan賞」の創設について

2016.06.07

2016年6月3日

一般社団法人「日本IMS協会」の設立

e-Learning やICT活用教育の分野では、ソフトウエアやコンテンツ、(ビッグ)データの国際標準化を進め相互運用性(Interoperability)を高めることで、その流通や共有再利用、開発コストの低減が図られています。IMS Global Learning Consortiumはこうした国際標準化を推進する、大学や企業からなる国際コミュニティです。2016年6月、IMS Global Learning Consortiumの活動を日本およびアジアで促進するために一般社団法人日本IMS協会(IMS Japan Society)が設立されました 。
日本IMS協会はIMS Global Learning Consortiumに日本から参加する正会員を中心に、日本限定の地域会員・連携会員・個人会員から構成される一般社団法人です。日本IMS協会は、IMS Global Learning Consortiumと独立した組織になりますが、共同で事業を行います。

URL:http://imsjapan.org/

  • 日本IMS協会 は、IMS Global Learning Consortiumの技術標準に関するワークショップや研究会ばかりでなく、広くe-Learning やICT活用教育に関する講演会を開催します。
  • 日本IMS協会 は、IMS Global Learning Consortiumのワーキンググループに対応する形で部会を設置(立ち上げ時にはQTI部会、LTI部会/Caliper Analytics部会を予定)、国内での意見を集約しIMS Global Learning Consortiumにおける議論に反映させます。
  • 日本IMS協会 の正会員・地域会員がIMS Global Learning ConsortiumのContributing Memberになる場合、その年会費は割引されます(2016年5月26日にMOU締結)。
日本IMS協会設立メンバー(IMS Global Learning Consortium Contributing Member、予定を含む、五十音順):
(株)内田洋行、(株)デジタル・ナレッジ、(一社)日本電子出版協会、(株)ネットラーニングホールディングス、法政大学情報メディア教育研究センター、放送大学
関連リンク:「海外の動きと協調–教育分野のソフトやデータの国際標準化団体、日本で設立」

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IMS Japan賞の創設

2016年6月、一般社団法人 日本IMS協会(英語名;IMS Japan Society)の創設を記念し、IMS Japan 賞の設置が決まりました。IMS Global Learning ConsortiumのLearning Impact Award (LIA)に範をとり、テクノロジーの教育利用に多大な貢献のあった優れた事例を顕彰します。製品やサービス(開発段階のプロトタイプを含む)を提供したベンダーばかりでなく、それらを導入し革新的な実践を行った教育・訓練機関からの応募もその対象となります。日本IMS協会としては、ベンダーと導入機関が密接な連携の下に応募することを期待します。日本e-Learningアワード(6月募集、10月表彰)にあわせて実施され、その優秀賞にはIMS Global Learning Consortiumの主催するLIA(12月募集締切、翌春の春季大会で授賞式)の最終審査への出場権(別途英語審査資料の提出、翌春の春季大会でのプレゼンテーションが必要)、さらに第1位には渡航費補助として賞金20万円(金額は予定)が授与されます。LIAにおいて予選免除となる団体は、韓国、オーストラリア、英国に続き4か国目ですが、今年度からブラジルも参加することになりました。今後、我が国からも、海外での利用を視野に入れグローバル標準に則った開発が進むものと期待されています。

IMS Japan 賞の選考方法
IMS Japan 賞はLIAの地区予選の性格をもちますので、IMS Japan賞の選考基準はLIAの選考方法に準拠して定められています。ただ、我が国においてIMS Global Learning Consortiumの活動を広くご理解いただくという観点から、応募書類は日本語も認めています。IMS Japan 賞の2次審査(上位3点で決選)からは海外審査者(IMS Global Learning Consortium CEO、Rob Abel博士予定)も参加し、審査は英語で行われます(応募書類が日本語の場合、応募者と相談しながら英訳します)。