2015年3月18日 KADOKAWA、講談社、紀伊國屋書店が提供する電子図書館

2015.03.19

 図書館での電子書籍導入がなかなか進んでいない中、KADOKAWA、講談社、紀伊國屋書店が設立したJDLS日本電子図書館サービスでは、著作者と出版社が適正な還元を得て「“知”の再生産」を続けていくための図書館・著作者・出版社の新しいビジネスモデル構築に挑戦しようとしています。
 2013年10月発足後、JDLSでは、これまで取組んできたビジネスモデルの策定や電子図書館システムの構築、実証実験の実施など準備期間を経て、いよいよ本年2015年4月にサービスインとのことです。
 今回のセミナーでは、新電子図書館システムLibrariE(ライブラリエ)の概要、ビジネスモデルの説明、デモ実演、山中湖情報創造館および稲城市立図書館で進行中の実証実験の中間報告など興味深い内容でお話しを伺いました。
 出版各社へのコンテンツ提供の依頼もあるとのことで、ビジネス対象としての図書館に対する考え方、図書館向け電子書籍の今後を探る上でも、有意義なお話しを伺いました。

 参加レポート 見て歩く者

■電子図書館システムLibrariE(ライブラリエ)について
   日本電子図書館サービス 代表取締役社長 山口貴
■LibrariEのビジネスモデルおよびデモ
   日本電子図書館サービス 取締役 野田透
■今後の予定および出版社様へのお願い
   日本電子図書館サービス 代表取締役社長 山口貴

JEPAセミナー資料_JDLS_20150318

日時: 2015年3月18日(水) 15:00-17:00
場所: 飯田橋 研究社英語センター
会費: 会員社 無料  非会員社 ¥2,000円/人
参加: 198名
主催: 日本電子出版協会(JEPA) 電子図書館委員会