2018年2月15日 境氏:電子出版とAI、岩本氏:Creative CloudとAdobe Sensei

2018.02.14

自動運転、スマートスピーカーなど、AI(人工知能)技術の様々な分野への応用が話題となっています。電子出版でのAI活用について、過去数回JEPAセミナーにご登壇いただいている境 祐司氏、10回近く登壇いただいているAdobe Japanの岩本 崇 氏に、最新動向を語っていただきました。Adobe Senseiの語源は日本語の「先生」です。
参加レポート ちえのたね|詩想舎

境 祐司 氏「AIと電子出版」 【⇒プレゼン資料】
・何が変わる?~電子出版・DTP・Web・デザインの仕事
・クリエイティブワークの現場ですでに稼働しているAIの実例と今後の動向
AIが苦手だと言われていた創造的な仕事。
ところが実際は、AI技術の導入によってクリエイティブワークの高度化が進みつつあります。
これから起こることは「AIを使いこなす企業・個人」とそれ以外の企業・個人との格差です。手作業からデジタルワークへと移行し大規模な労働移動を生み出した80年代(デジタルデザイン革命)、マルチメディア業界そのものが吹き飛ぶという大きなインパクトが業界を激震させた90年代(インターネット革命)に続く、3回目の大きな変革期を迎えつつある現在、まずは「現状を把握」することが重要です。
電子出版ビジネスにおけるAI技術の影響は「商品(電子書籍)の売り方」が劇的に変わっていくところから誰もが実感することになるでしょう。そして、データドリブンなクリエイティブワークが主流となり、何年も語られてきたワンソースマルチユースなどの効率化が(人間が離れることによって)初めて理想的なソリューションとして実現する可能性があります。
その根拠となる他分野でのAI活用の実例を紹介します。
公式サイト:http://design-zero.tv/

岩本 崇 氏「Creative CloudとAdobe Sensei」 【⇒プレゼン資料】
Adobe Creative Cloudの刷新による新機能を紹介
Adobe Sensei におけるAIの役割
Creative Cloudのリリース開始から6年目に突入、常に進化するをコンセプトに、先日全方位アップデートとして、全てのツールやサービスが拡充されました。多くのユーザーがCSからCCへと移行を行っていますが、今改めてCCを知り活用しましょう。 またAdobe Senseiをご存じですか?アドビが取り組む人口知能(AI)と機械学習のフレームワークをご紹介します。

日時:2018年2月15日(木) 15:00-17:30(14:30受付開始)
料金:JEPA会員社:無料、非会員社:3000円
会場:麹町/紀尾井町:株式会社パピレス 4階セミナールーム
主催:日本電子出版協会(JEPA)
参加:148名