JEPAセミナーのご案内

2022.01.05

JEPA定例会運営委員会委員長 井野口正之

明けましておめでとうございます。

この文をご覧になっているのは、これまでに何らかの形でJEPAのセミナーに参加されたことがある方々がほとんどかと思いますが、せっかく年初に機会をいただきましたので、改めてJEPAの定例会セミナーについてご案内をさせていただきたいと思います。

電子出版に関する話題を軸にタイムリーなテーマでの情報提供を目的としているJEPAの定例会セミナーですが、2021年は、1月8日の「鷹野凌氏:新春講演会 2021年の電子出版はどうなる?」から始まり、12月6日の「高野明彦先生: コロナ禍での活動報告 2021」まで、計23回の定例会セミナーを開催しました。開催方法としては、すべてオンライン( Zoom または YouTubeLive! )となりました。

ちなみに2019年は16回、2020年は13回の開催でしたので、大きく回数を増やしています。
2020年2月までは従来とおり会場を設定して参加いただくリアルでの開催だったのですが、ご存じのとおりその後の新型コロナウィルスの感染拡大とこれに伴う緊急事態宣言のため、一時開催を見合わせざるを得ませんでした。その後も当面リアル会場での開催が難しい状況となってしまったため6月からオンラインでの実施をテスト的に始め、以降現在に至るまでオンラインでの開催となっています。

最初のころは、試行錯誤の手探りで始めたオンラインセミナーですが、約2年で私たち運営側にとっても、そしておそらく参加いただいている方々にとってもすっかりオンラインが当たり前になったように思います(もちろんJEPAに限らず、ですが)。

実際に始めてみるまで気づかなかったオンラインセミナーのメリットはいくつかあります。

・多くの方に参加いただけるようになった。

 オンラインになることによって参加のハードルが下がったようです。すべてリアル開催だった2019年の1回あたり平均参加者数が約80名だったのに対し、2021年は約170名以上と2倍以上の参加をいただいています。もちろん、人気テーマだけではなく他では聞くことができない専門性の高いテーマなど、幅広くバリエーションを持たせることもセミナーの目的ですので参加者数だけが良し悪しではないのですが、何より情報提供という点ではよい結果になっていると考えています。オンライン化に伴いJEPA非会員社の方も無料で参加できるようになったことも大きな要因でしょう。

・セミナーのアーカイブを、よりご覧いただけるようになった。

 オンラインセミナーのツールとしてはZoomとYouTubeLive!を使用していますが、講師の方に許諾をいただいたセミナーについてはYouTubeにアーカイブをさせていただいています(ほとんどのセミナーが許諾をいただいています)。リアルタイムでのご参加に加えて、このアーカイブが着実に見ていただいているJEPAの資産として蓄積されてきました。現在、YouTuneのJEPAのチャンネル(ぜひご登録ください!)にはセミナー以外の動画も含めて35本の動画がアップされています。

アーカイブはリアル開催時から一部行ってきていたのですが、オンライン開催になって以降、閲覧回数が1000件を超えるものが何本も出てきています。スケジュールの都合でリアルタイムに参加できなかった以外でも、YouTubeで参加いただくことで過去のアーカイブに関心を持っていただいた方、セミナーをご存じなくても情報収集のために検索でリーチされた方などにご覧いただいているものと思われます。これも情報提供機会という点でチャネルを広げることになったことと思われます。

一方でデメリット(というか、さらに工夫の余地があること)としては、以下のような点が挙げられると考えています。

・参加者の方同士の交流の機会が少ない。

 これは、リアルの時からの課題でもあったのですが、オンラインになってさらに難しくなってきています。現在は、セミナー本編の後に、アーカイブなしでの(つまりオフレコの)交流会という時間を30分程度設けて、講師の方とのフランクな話ができる時間としていますが、参加者の方同士での交流という形にはなかなかなりにくいのが現状です。

・非会員社の方も無料としていることで、会員社のメリット感が弱くなってしまう。

 これは運営側としての課題ですし、またメリットとして挙げた参加者数の拡大とトレードオフではあるのですが、さらに検討をしていきたいと思います(実は、運営側の課題という点では、セミナーによる運営収入減ということもあります。ただ、リアルセミナーの時に掛かっていた会場費が不要になっているので相殺してややマイナス、という具合ですが)。

コロナ禍での対策から始まったとはいえ、総じていえばセミナーのオンライン化によって、これまでリアルではできなかった機会を広げることができるようになったことの意味は大きいと考えています。今年は、オンラインをベースに運営方の工夫(例えば、リアルとのハイブリッド開催や小規模のミニセミナー、会員社の方々が講師となるセミナーの拡大など)を加えながら、業界を中心に電子出版に関心を持つ方々にとって有用な情報を提供できるようなセミナーを実施していきたいと思います。

なお、セミナーのテーマや運営方については、常時会員社の皆様からリクエストを募集しています。ご希望やご意見等々ございましたら、ぜひお気軽に事務局(E-MAIL: info@jepa.or.jp)までお送りください。

今年もJEPAセミナーをどうぞよろしくお願いいたします。