2022年2月25日 堀鉄彦氏: デジタル多重再編の時代を迎えた出版ビジネス-2022年の展望 「戦略編」

2022.02.24

新型コロナは、コンテンツビジネスの構造にいまだかつてない変化をもたらしたといえるでしょう。
電子書籍市場が、コミックを中心に大きな盛り上がりを見せる中、縦スクロール型のコミック「ウェブトゥーン」がアプリ市場を席巻し、「NFT」の利用や「クリエイターエコノミー」の勃興が始まりました。新たなプラットフォームやフォーマット、金融システムの登場は出版ビジネスにどのような影響をあたえるのでしょうか。
国内外の出版ビジネス変貌状況を振り返りつつ、NFTやクリエイターエコノミー、リテイルメディアネットワークなどに代表される新たなプラットフォームへの対応戦略を考えてみたいと思います。

講演資料 JEPA2022年の出版予測220225
講演映像 https://www.youtube.com/watch?v=hP7hKRLhrvc

堀 鉄彦氏 略歴:
中央大学法学部政治学科卒業後、1986年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。日経パソコン、日経ネットナビなどの編集部を経て、2015年3月末まで日経BP社ライツセンター/コーポレート管理室マネージャーとして著作権・版権、出版業界団体関連の業務を担当。
出版業界横断組織「出版海賊版対策会議」を立ち上げ事務局長を務める。2017年(株)コンテンツジャパンを立ち上げ、出版関連ブロックチェーン基盤の開発などに従事し、現在に至る。
現在、「文化通信」にて「デジタルトレンド」を連載中。
電子書籍を考える出版社の会 フェロー
電子出版制作・流通協議会 ビジネスモデル研究会委員
日本電子出版協会電子図書館委員会委員
イード「MediaInnovation」 編集顧問

■開催概要
日時:2022年2月25日(金) 16:00-17:30
料金:どなたでも無料
会場:オンライン Youtube Live(定員ナシ)またはZoom(100名)
主催:日本電子出版協会(JEPA)