2024年6月27日 言葉の海の羅針盤として――三省堂の国語辞書と『大辞林』の歩み

2024.05.24

今春、NHK BS ドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」の放送を契機に、にわかに国語辞書の話題が活気を帯びたように思います。中型国語辞典が十数年に一度の改訂の年以外で話題になることはめったにないことです。
三省堂の中型国語辞典『大辞林』は、1988年に初版を刊行しますが、これは日本で最初の近代的国語辞典と言われる『言海』が世に出てからほぼ100年にあたります。この100年はまさに近代国語辞書の成長と発展の期間でもありました。また、初版から約30年後に『大辞林 第四版』が世に出ますが、この間は、デジタル化とインターネットの出現によって、国語辞書のあり方も大きく変容した期間でもありました。
この機会に、主に三省堂の国語辞典を題材に明治以来の国語辞書の歴史、そして『大辞林』刊行後のデジタル化という大きな波への対応の歴史を振り返り、これからの国語辞書のあり方も展望してみたいと思います。

申し込みは https://www.kokuchpro.com/event/20240627/

■講師 山本康一(やまもと・こういち) 氏
三省堂執行役員・辞書出版部長
1966年高知県生まれ。東京大学文学部卒業。93年三省堂入社。『大辞林』『三省
堂例解小学国語辞典』『新明解国語辞典』『新明解類語辞典』『コンサイスカタ
カナ語辞典』などの辞事典の編集・制作に携わる。ウェブ辞書サービスの立ち上
げ、辞書のデータベース化や制作ワークフローの改善にも従事。映画「舟を編む」
(2013年公開)、NHK BS プレミアムドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」
、テレビ東京「辞書で呑む」の制作にも協力。

■開催概要
日時:2024年6月27日(木)16時~17時半
料金:どなたも無料
会場:オンライン Zoom(100名)、YouTube Live(定員なし)
主催:日本電子出版協会(JEPA)