キーパーソン・メッセージ

2020.05.08

人工知能は、どこまでコンテンツ制作をサポートできるのか?

日立コンサルティング 岡山将也

 学生時代、人工知能(AI)に興味をもって真面目?に勉強していたころ、鉄腕アトムのような人間のような頭脳を作りたいなとか、ナイトライダーを見て、ナイト2000のキットのような自動運転可能な車の頭脳を作りたいなとか、想像(夢)を膨らませていました。

 しかしあの当時のコンピュータでは計算パワーが足りず、ちょっとした複雑な計算処理をするだけでも、途方もなく時間がかかりました。そのため、どうやったら効率的に知識を取り出せるか、どのように知識を組み立てれば解に近づくのかを模索した時代でもありました。

 また、多くのセンサー情報を用いて人間のように曖昧な部分をうまく制御に活かせないかを模索した時代でもありました。この制御こそ、1990年の日本語新語・流行語大賞の新語部門で金賞をとったファジィ(ファジィ制御)でした。

『あれから30年!』

 時代は進み、昨今の計算機パワーの増大、データの流動性が飛躍的にアップし、深層学習(ディープラーニング)のような複雑な計算も実時間でできるようになりました。また多くの優秀なエンジニアがしのぎを削って新しい手法を考えだし、より複雑な処理もできるようになりました。飛び切り驚いたのは、2019年度に実施された2つのビッグプロジェクトでした。

2020.04.01

テレワークで思うこと

じほう 斉藤真木

 ちょうどこの原稿を書いているときに、テレビから「土曜日曜不要不急の外出自粛要請と平日のテレワーク要請」がテレビから流れてきた。

 出版業を生業にしている弊社では、昨年秋からオリンピックでの通勤困難対策としてテレワークの導入を検討していたが、今回のコロナ感染対応で急遽テレワークを導入することになった。ノートパソコンの購入、VPNの設定などなど突貫工事でできるところからテレワークを始めてみたが、いざおこなってみると想像以上に紙に頼った業務をおこなっていることがわかり愕然とした。

 一昔前に比べれば、著者原稿はメール、印刷所とのやり取りはサーバを通じて行うことができており、社内業務を工夫すればある程度できるだとうと思っていた。しかし、組みあがったゲラのチェック、赤字対応等は紙でおこなわないとという編集者が多く、結局完全なテレワークはできず、紙を取りに会社にいくといった状態となっている。道具はそろえてみたものの、業務自体がアナログなので四苦八苦しているのが現状である。

 画面上PDFで原稿チェック、赤字対応等おこなっている同業他社も多数あり、一時業務効率が落ちるとは思うが、コロナ感染対応だけでなく大型台風や近い将来やってくるであろう大型地震といった天災時、外出禁止令などが出た場合に対応できないことになってしまうので、もう一歩業務のデジタル化を進めていこうと考えている。

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