2021.01.05
「電子は地球を救う」
どうにか2021年を迎えることができた。「無事に迎えた」と言いたいところだが、とてもそうは言えない年明けである。実のところ、我々人類が棲む地球は満身創痍だ。これまでに新型コロナウイルスに世界中の約8,500万人が感染し、約185万人の命が奪われた(1月4日現在)。そして今も終息の兆しは見えない。家から出ること自体が感染拡大につながるため、感染者が少ない日本でも「Stay Home」や「自粛」が推奨される。働く環境も様変わりし、在宅勤務などのテレワークがすっかり浸透した。
この状況の中で、地球規模で大活躍しているのが「電子」である。活動が大きく制限される中で、人々の生活や業務が成り立っているのは、電子による情報伝達があるから、と言って良いだろう。言うまでもないが電子を介する限り、どんなに社会と関わりを持っても感染の危険はゼロだ。AmazonやUber Eatsにより生活必需品や食料が宅配されるが、これができるのも電子を用いたEコマース(電子商取引)があればこそだ。その支払いに電子マネーやクレジットカードは不可欠だが、リアル店舗での支払いにおいても、感染防止のために電子を用いた手法が一気に拡大した。