2017年2月23日 教育ICT:イギリス最新動向 2017

2017.02.22

日本教育情報化振興会 (JAPET&CEC) の海外調査部会では、昨年度のアメリカ合衆国の訪問調査に続き、今年度はイングランドを対象として、教育におけるテクノロジー活用の状況を調査しています。
イングランドの公教育では、学校や学校長の裁量が大きく、授業の編成や教え方にさまざまな工夫がされる一方、一定の基準に従った学校評価が公的に行なわれ、教育の質を担保しています。生徒個々に関する多くのデータを蓄積、分析して学校の自己評価行うためのシステムであるRAISEonlineは、来年度から日本でも始まる校務系と学習系のデータ連携の実証事業であるスマートスクール構想に大いに参考になるはずです。また、イングランドでは2014年から全小学校で新教科Computingが開始されており、これも2020年に予定されている日本におけるプログラミング教育導入の先行事例と言えます。
世界最大級の教育とICTの展示会であるBETTの様子と合わせ、最新のイギリスの動向をご紹介しました。
* イングランドの教育制度
* 公教育におけるデータ活用とRAISEonline
* 新教科Computingの内容と教材、進め方
* BETTの展示に見る最新のトレンド
* 見学したロンドンの学校の様子
昨年の「教育ICT:アメリカ最新動向 2016」資料と講演映像

■講師 石坂芳実 (いしざか よしみ) 氏 【⇒配布資料
・ICT CONNECT 21事務局 技術標準化WG担当
・早稲田大学大学院公共経営研究科修了 Master of Public Management
・日本教育情報化振興会 (JAPET&CEC) 教育コンテンツの形態と流通に関する調査研究プロジェクトサブリーダー、海外調査部会メンバー
・元東京農工大学総合情報メディアセンター客員准教授
マイクロソフトで約20年間、ソフトウェア開発に従事。Microsoft Encartaなど教育向けのソフトウェアやサービスの研究開発に携わる。当時所属していたEducation Product Groupが、Intel, Ciscoと共に教育改革に関するメッセージを公表し、それが21世紀型スキルの定義と測定法を研究するATC21S設立のきっかけになる。

■講師 中駄康博(なかだ やすひろ)氏 【⇒配布資料
・富士ソフト株式会社 みらいスクール事業部 次長
・日本教育情報化振興会 (JAPET&CEC) 海外調査部会 部会長、
スマホ・タブレット時代の新たな学習環境に関する調査研究プロジェクト サブリーダー
日立ソリューションズで約13年間、電子黒板事業に従事。この間米国、欧州、中東、アジア、オセアニアで 電子黒板事業を展開。その後デジタル教科書事業を起こし、CoNETS結成に繋がる。2015年富士ソフト株式会社へ転職。

日時:2月23日(木) 15:00-17:30
料金:JEPA会員社:無料、非会員社:3000円
会場:飯田橋 研究社英語センター B2F 大会議室
主催:日本電子出版協会(JEPA)
参加:122名