2015年10月14日 電子出版ビューア最前線 Vivliostyleと超縦書

2015.10.13

 EPUB 3の策定から4年が経過し、EPUBは日本を含む世界標準の電子出版フォーマットとして定着しました。しかし、日本語組版では、残念ながら紙と同等の表現に至っていません。 DTPはスティーブ・ジョブズ氏がキヤノンLaserWriterをMacとセット販売するために考えた仕組みですが、そのLaserWriterの解像度300dpiを、現在の画面解像度は追い越しています。 画面での真の日本語組版を標榜する2社に自社の技術を紹介していただきました。

■第1部「ワンソース・マルチユースで電子書籍もWebも紙の本も。Webブラウザベース自動組版システム Vivliostyle」
・講師:
 村上真雄((株)ビブリオスタイル 代表取締役社長)
 【⇒資料】
・概要:
 新たな電子出版ビューアとしての Vivliostyle.js:リフローでも、自由なページレイアウトを可能に
 ワンソース・マルチユースで電子書籍もWebも紙の本も作れるCSS組版システムを紹介
 W3C CSSページ組版仕様の標準化の動向、次世代のWeb+電子出版の標準について

■第2部「EPUB3 ビューア超シリーズの紹介と,今後の電子書籍技術について」
・講師:
 榊原 寛(BPS(株)取締役 / 慶應義塾大学 SFC 研究所訪問研究員 / 同環境情報学部 非常勤講師)
 【⇒資料】

・概要:
 EPUB3 ビューア 超縦書/超画像の組版・表現力に関する紹介
 EPUB/EDUPUB/DPUB/アクセシビリティ/CSS 組版など,今後登場する電子書籍関連技術に関するビジネス展開の可能性

 

 

■概要
日時:10月14日(水) 15:00-17:30
料金:JEPA会員社:無料、非会員社:3000円
会場:飯田橋:研究社英語センター
主催:日本電子出版協会(JEPA)
参加:152名