キーパーソン・メッセージ

2016.08.06

齢67にして……

鈴木正則 イーブックイニシアティブジャパン

3か月ほど前にイーブックイニシアティブジャパンの取締役を辞任しました。齢67を超えた身ですが、つたない経験をかってくれているのか、顧問として変わりなく仕事を続けることになっています。権限とそれにともなう責任から自由になって、いまいちど〝プレイヤー〟として、電子書籍に取り組んでみようと考えている次第です。マンガが活動の中心になっているイーブックでは、一般書籍、つまり文字の本を読者のもとに届けるための活動はまだまだ手薄というのが残念ながら現実です。
そこで考えていること(企画)は、3つ。
(1) シリーズ「自著を語る」
(2) 出版社社員の「この1冊」
(3) レジェンド本その他の電子化
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キーパーソン・メッセージの場を借りて、お願いばかりになってしまいました。興味をお持ちいただければ幸いです。

2016.07.06

drupa 2016視察レポート

萩原印刷  萩原 誠

今年のdrupa2016におけるメガトレンドは“Print4.0”です。ドイツ政府と産業界が提唱するIndustry4.0に対応した印刷業界のトレンドです。すなわちITを活用し生産性を向上することが目的です。IoTを活用し、『単一製品の大量生産』から『カスタマイズされた製品の大量生産=マスカスタマイゼーション』を実現することです。今回の主役の『デジタル印刷機』は、1)大型機(シート・ロール)と小型機の2極化、2)B2/B1デジタル印刷機の本格的な市場投入、3)ロールのインクジェット印刷機は1,200dpiに高解像度化、4)液体トナ―技術を使用したデジタル印刷機の増加、5)小型機は高付加価値化(多色化)へのシフトなどが上げられます。また将来はFA(ファクトリーオートメーション)化とロボット技術の採用でプリプレス→印刷→出庫・物流の各工程が自動化するなど仕事の流れも変わって行くことでしょう。また、小ロット化やパーソナライズ化のトレンドは今後ますます増加傾向にあり、drupa2016でも『あなただけの印刷物』の提案が多数みられました。印刷会社も世界の潮流を鑑みながら、新しい技術や設備の導入をお客さまともに考えて行かなければなりません。これからも新しい出版印刷に向けて前向きに取り組んで行く所存です。

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