キーパーソン・メッセージ

2018.01.08

新しい「NDLオンライン」は「デジタル開架」をめざすのか?

JEPA著作権委員会  清水 隆 

新年あけましておめでとうございます。

この1月5日から国立国会図書館(NDL)でシステムの変更がありました。「NDL-OPAC」として知られていた「国立国会図書館蔵書検索・申込システム」が2017年12月で運用を終了し、1月からは「国立国会図書館検索・申込オンラインサービス」、略称「国立国会図書館オンライン」が運用されるようになりました。きっとすぐに「NDLオンライン」と呼ばれるようになるでしょう。NDLオンラインが、資料の検索・申込サービス、レファレンス・サービスなどのポータルとなります(図1)。
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今後、「デジタル」表示のある資料が増え、すぐに内容を確認できる「デジタル開架」状態になれば、NDLの利便性は大きく改善されると思われます。今回のNDLオンラインの稼働は、NDLがいままでの閉架中心の図書館ではなく、「デジタル開架」の図書館に変わるためのひとつの動きになるのではないかと期待を持たせるものです。

2017.12.07

海外に侵される日本のデジタルコミック

株式会社パピレス  天谷 幹夫

1.はじめに
自分が今、一番、危機感を抱いていることを皆さんに訴えてみようかと思っていたら、上記のようなセンセーショナルなタイトルになってしまいました。
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3.韓国デジタルコミックの世界展開と日本への進出
これらのデジタルコミックの発展において、注目すべきは、韓国の「Lezhin」や「Toptoon」などの配信会社は、このタテコミの漫画を描く若い漫画家を集め育てて、タイトルをどんどん増やしていることです。また、韓国政府の文化体育観光部が
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4.タテコミはデジタルコミックを変える
日本でもこの流れを起こさないと、10年後に漫画市場は韓国や中国の漫画家に席巻され、現在、ヨーロッパで浮世絵が中国のものと思われているように、20年後には、漫画も中国が発祥と思われるのではと、私は危機感を抱いています。

5.まとめ
私どもパピレスでは、この海外勢に劣らないために、及ばずながら2016年からタテコミの製作を始めています。もちろん、新しい漫画家を育ててタテコミを書いて貰うのが理想ですが、私どもに向いた方法として、過去の紙版用に書かれた漫画のコマ割りを編成し直して、タテコミにしています。さらにスマホに最適化するために着色も行って、カラー漫画にしています。従来の版面形式の漫画に比べれば、数量は未だ僅かですが、徐々にお客さんの認知度も高まって来ています。今後、この日本版タテコミを英語圏や中国語圏にも広めて、韓国漫画や中国漫画だけでなく、日本漫画の良さを世界的に知ってもらおうというのが、私どもの願いです。
 興味のある方はRenta!のサイトへ来ていただいて、タテコミコーナで試読をしていただければと思います。

全文はこちら http://www.jepa.or.jp/keyperson_message/201712_3740/

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